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かざみちゃんと、バッグトレーニング [柚&わたし]

ラスクを預かって10日ほど経ちました。

緊張感もほどけてきて、悪さをするように( ̄∇ ̄;)

お客さんとも仲良く。

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そんな中、バルセロナから元スタッフかざみちゃんが日本のバカンス途中に来てくれた。

柚をこよなく愛してくれ、去年も一緒に遊んでくれた。柚の写真を見て、お店の中に柚の気配を思い出して、顔をくしゃくしゃにして泣き出すかざみちゃん。さびしいさびしい。。。。

柚と。去年の夏の写真。かざみちゃんがスペインに帰る前の日。この数ヵ月後に病気になるなんて、なんにも疑っていなかった。

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そんな柚に良く似たラスクがここに居るという不思議な出来事。みんなが笑顔。

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会いに来てくれてありがとう。

昨日の休みの日はバッグトレーニングをしました。

ラスクをバッグに入れて、バスに乗る。

実は、バスもタクシーも、柚が居なくなってから乗れなかった。乗ることが出来なかった。病気になってからは公共機関を使うことが多くなり、特にバスやタクシーは良く利用していたから。そんな柚との頃を思い出してしまうので、出来ていなかった出来事のひとつ。

ラスクが居ることで私自身のトレーニングにもなった。だからラスクと一緒にトレーニング。

バッグに入れたラスクも、犬の身の回りのものも持って出たのに、財布忘れたことをバスに乗ってから気づく。それも一銭もない。カードすら持っていない。仕方ないので二子玉川まで乗って、また家に戻って出直すという、ある意味強化トレーニング。

柚と一緒に乗った路線。窓からの懐かしい風景を眺めながら「あぁ、ここで降りたな」「このバス停で雪の中柚を抱っこして待っていたな」。ラスクが居たからそんな風に思い出すことが出来た。さびしい思いをラスクが少し吸い取ってくれているような気分。涙は出るけれど、でも、ちょっと違う。

バッグも問題なしのラスク。よく出来た子だ。

夜はカフェトレーニングって、自分のお酒に付き添いさせただけだけど。ここでもリラックス。

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もうひとつ、ラスクが来てできたこと。お風呂につかること。柚が居なくなり、入浴中パニック症状みたいになってしまったあの日から、怖くてお風呂につかれなかった。それが、今は問題なく。

柚がよこしたんだろうな。ラスクを。

◆9月21日(月)お休みします。22日(火)営業します。

◆9月23日(水 祝) 17時半よりおつまみビュッフェです。⇒満席

準備のため、お食事メニューは14時半までです。その後はドリンク、スィーツのみのご提供で16時半までの営業です。

 


こんにちは。ラスクです。 [柚&わたし]

ラスク、男子、6歳、健康。

里親さんが見つかるまでの一時預かり。

ラスクは私と一緒に生活してます。 

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大阪のシェルターからやってきたラスク。私との生活も3日目。お店にも出勤し、控えめながら看板犬らしく振舞い、お客さんにかわいがられています。

東京での里親会からお店にボランティアさんが連れてきてくれました。ボランティアさんとも一日も一緒にいないはずなのに、彼女が帰ると追っかけていき、入り口のガラスのドアをがりがりしてました。

そして今は私からぴったり離れません。「もう置いていかれるのはいやだ」とでも思っているみたいです。

きっと保護されて以来、優しい人との別れを幾度も経験し、定住の地がないままここまできたんだろうなぁと思うと、切なくなります。

すぐにおなかを出して笑って見せる態度とか、悪い言い方をすると、頑張って媚びた態度を見せて、そうしないと、また見放されてしまうとでも考えているのかのように。。。

野犬でもない限り、犬は人に飼ってもらわないと生きていけないもの。だから生きる術をちゃんとわかっていて、気に入ってもらえるように、そうしているところもあるんじゃないだろうか。

こんなにいい子なのにな。。。何があったんだろうな。。。彼の顔を見ては、勝手に彼の過去を想像し、やさしい穏やかな笑顔の奥にどれだけの不安な気持ちを抱えているのだろうと思うと、泣けてきます。ほんとうに。

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こうやって、すぐひっくり返って、前足をちょうだいちょうだいする。かまってかまってって言ってるのかな。

初日はトイレもせず、どうしたものかと思ったけど、二日目には自分からトイレシートに行って、きちんとトイレしてます。緊張感取れてきたのかな。

自宅ではなぜかソファーが大好き。柚には決して上れなかったソファーにぽーん!!って簡単に上っちゃいます。

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不思議なことにね、この子柚に似てる。大きさも、性別も、性格もまったく違うけど、目が似てる。私が選んだわけじゃないのに、この子が来ちゃった。

何かしたくて、犬にかかわる何か。ボランティアを探し始めたのがごく最近。何か出来ないかな。新しく犬を飼うことじゃない何か。何かしないと耐えられなくって。柚を失って3ヶ月たったけど、喪失感は決して和らがず、正直、一番辛い時期だったかも。

そこで見つけた「一時預かり」というボランティア。その存在は知っていたけど、柚といた当時には自分に結び付けて考えたことなんてなかった。

こんな気持ちで出来るのかな、一時預かりとはいえ、簡単に出来ることじゃない。丸一日頭がいたくなるほど考えて、申し込んだら、すぐにメールがきて、私がオッケーなら大阪から連れてくると。 ダックスはいやだなぁ~って思っていたけど、その子は同じダックスで。

柚が私にそうさせたんだろうなぁ。。。。

ラスクを選んだのも柚で、「あの人かわいそうだから元気付けてあげて」って送り込んだんじゃなかろうか。って。私には「この子かわいそうだから面倒見てあげて」って。勝手にそう思って、確信してしまったりしてる。

しか~し、柚より、まじ、手がかからない。(≧∇≦) でかいけど。

散歩しても引っ張らず、ちゃんと付いて歩く。穏やかで、静か。自転車のかごの中でもじっとしてるし。柚め、何度かごから落ちたかね。やつはバッグに入れてもその網、何度か突き破ってるし( ̄∇ ̄;)   

まだ猫かぶってるところがあるにしても、柚が猫型で、ラスクは犬型。

柚はラスクみたいな思いを一度もすることなく17年という一生を遂げた。私や自分のおかれている生活に絶大なる信頼感があり、私と離れていても、どこかに預けられても、へっちゃらへ~って顔して嬉しそうに出かけていった。迎えにいった私に「もう来たの?」的な顔を見せて、わたしを寂しくさせたものだ( ̄_ ̄|||)  そこがまたよかったんだけどね~。

ラスクはこれからこれから。今からきっと幸せになる。

里親募集中です

。。。。が、情が移ってきてるよねぇ。。。感情移入しないようにしようって努力してんだけど。

◆9月21日(月)お休みします。22日(火)営業します。

◆9月23日(水 祝) 17時半よりおつまみビュッフェです。

 準備のため、通常お食事メニューは14時半までです。その後はドリンク、スィーツのみのご提供です。


49日目。 [柚&わたし]

今週の月曜日。

柚が亡くなってちょうど7週間目。いわゆる四十九日でした。

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犬にもそれが当てはまるんだとしたら、とうとうあっちの世界に行っちゃったんだなぁ。。

朝、スタッフかおちゃんに話したら「柚は決まりごと嫌いだから、当てはまらないです。」と一蹴された (≧∇≦)

7週間。う~ん、長かったんだか、どうだったんだか。。。

これまで、泣かなかった日は一日もないけど、笑わなかった日も一日もなくて。

少しずつの変化といえば、寂しさを紛らわすってことをしなくなってきたことかな。そのまま。さびしくって、悲しくなって、泣きたくなったら。。。そのままでいる。そんな感じ。叫びながら泣くこともある。未だに。

変わってきたこと。

最近思い出す柚は病気になる前の、元気でおきゃんな柚。亡くなった当初は病気の姿ばかり思い出していたのに。

なんでだろ。本音はきっと、やはりあの半年間は辛くて苦しかったんだと思う。辛いことばかりじゃない、楽しい時間も、幸せな思いも感じていたけれど。でも、、、

本当は苦しかったんだって、そんな自分自身の正直な気持ちを認めてきているのかも。

元気なころの柚。嬉しそうにカッパを着て、おとなしくビニール袋を被せられて。これが一番濡れない方法なんだよと、カッパ隊2号は文句も言わず、自転車のかごに乗っかってました。

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この姿で雪の中自転車ごとすっ転んで、柚が飛んでいったこともあったっけね。真っ暗で真っ白な夜道でお互い雪まみれになって大笑いしたけどヾ(≧▽≦)ノギャハハ

試合中のテニスコートに入って、そのボールくわえてきちゃう柚とか、呼ぶと余計に向こうに行っちゃう柚とか、雨漏りした水溜りの水を飲んでる柚とか、お隣りのベランダに勝手に遊びに行って粗相して帰ってくる柚とか、「うるせ~」ってふてくされた顔してめんどくさそーに付いて来る柚とか。

道に落ちてるエビフライをくわえながら歩いていたときもあった。いちいち笑かしてくれた。

白いご飯を食べるのがへたくそだったり、物思いに耽っていたり。

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自分のテリトリーを大切にする犬だった。だから、お店の中でも、おうちの中でも柚と私は別の場所に居て。それでも私がどこに居るのかは確認しないと心配らしく、居場所確認するとあっちに行っちゃって。

けど、唯一寝る時間になるとなんとなく二人で寝室に集合し(笑)、くっついて寝ては暑くなって背中を向けあって眠る。病気になる前の去年の12月いっぱいまではそんな日常な毎晩。

 

3月に逝ったデュークと。二匹で申し合わせたかのようにいなくなった。

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亡くなる日、悲しすぎて無理やり目の前からなくそうと、柚のものを捨てにかかってしまった。で、捨て忘れちゃったこれ。

歯磨きセット。

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歯磨きだけは365日欠かさずやっていた。柚も好きじゃなかったと思うけど、抵抗もせず、されるがままに。おかげで17歳で全部の歯が健在だったのが自慢の一つ。大型犬のおやつもバリバリ食べてたもん。

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会いたいな。会いたいよ。

あの温泉饅頭みたいなかわいい手。ぷにゅぷにゅした柔らかい肉球をさわりたい。

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あの柔らかい毛をなでたい。眠くなるとあったかくなる耳たぶにキスしたい。

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離れていても、私が泣いているとすぐに察知し、走って近寄ってきて涙をいつまでもなめてくれた。

そんな犬だった。

「大丈夫?大丈夫だからねっ」て。

前世で柚と一緒だったとしたら、柚は私のお姉さんか、しっかりした友達だったか。今世でもそんな風な間柄だった。

人間の私をいつも心配そうに見ていた。泣いていても、もう飛んで来てくれないけど。

あっちでもそう言ってくれてるかな。

「大丈夫だよ、大丈夫だからね」って。

 

 

◆参加者募集! パピークラス&ドッグカフェマナーレッスン◆
毎月土曜日 10時~ カフェクランペットにて 
詳しくはこちらをご覧ください ⇒ パピークラスの募集
 ※お店の営業時間前にレッスンします。

 

 

 


おつまみビュッフェやります & ひとつき。 [柚&わたし]

おつまみビュッフェ開催します♪♪ 

夏の夜、冷たいドリンクと、夏らしいお食事を愉しみませんか?

飲み物はビール、ワイン、スパークリング、ジントニック、その他カクテル、ソフトドリンク

おつまみは目にもおなかにもおいしい数々。

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おつまみとはいえ、おなかいっぱいになりますから、心配ご無用です ヾ(@~▽~@)ノ

7月18日土曜日 ディナータイム(6時くらい)

ドリンク2杯とビュッフェスタイルのお食事 

3920円  ドリンク2杯目以降は一杯500円

ご予約なしでも大丈夫です。もちろんご予約もお受けします。

03-3705-5444  cafecrumpets@gmail.com

皆様のお越しをお待ちしています。

※7月18日のディナータイムはこちらのビュッフェのみとなります。通常メニューのみのご利用は出来ません。


 

愛犬柚が亡くなった6月2日から一月が経ちました。

友達、スタッフに支えられた一ヶ月。

夕ご飯に呼んでくれたり、街に連れ出してくれたり、ご飯食べに来てくれたり。

そしてお客さんにも。。。優しく温かく見守っていただいてます。

 

そんな毎日、何とか気を紛らわすことを意識して、過ごしているような感じ。

そうしているうちに今現在が現実なんだなぁって事がはっきりとしてきたような感じ。

一ヶ月目の昨夜は仕事帰り、友達と新しいお店を開拓しに行きました。

松陰神社あたりで。

不思議な居酒屋で、風変わりな店主さんの作るおつまみ

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なんちゃってちび柚も一緒に。

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犬がいなくなったんではなくて、柚がいなくなったから。

だから新しい柚は居ないわけで。

しばらくこのまま、多分ずっとこのままいようって思う。

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私は元気で楽しくやってるよ、柚。たまに泣くけどね。それぐらい許してよね。やっぱ寂しいもん。

 

◆参加者募集! パピークラス開講します◆ 
毎月第三土曜日 10時~ カフェクランペットにて (第一回目7月18日 土曜日)
詳しくはこちらをご覧ください ⇒ パピークラスの募集
※お店の営業時間前にレッスンします。

 

 


コラージュセラピー参加者募集 と三人組 [柚&わたし]

◆コラージュセラピー @ cafe crumpets 参加者募集

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今回はじめて継続したものをやります。
ひと月に一度、三ヶ月に渡り合計3回のセラピーです。(これまでご参加頂いたことのある方、3回通してご参加頂ける方、を優先に定員6-7名様まで)

一回目:ピローボックス(枕型のボックス)
まずはたっぷりと大きな面にコラージュしましょう。
二回目:リングノート
表紙と裏表紙を作ってみます。
三回目:ハガキ(一人3枚)
テーマを持って過去、現在、未来を思い描きながら…

単発でのセラピーでも感じて頂けたように、コラージュはとても簡単で明るい手作業により、ストレスの解消やご自身の内省を深めることの出来るセラピーです。三ヶ月という期間を通して作品を見渡すと、その変化の様子が見えてきます。

自己肯定感を持ち、自己治癒力を高め、ストレスに強い心を、楽しく育ててみませんか?

同時に、ご希望の方にはカラーセラピー(センセーションカラーセラピー)を低価格でご利用頂けます。お気軽にお問い合わせください。


石田登記子
[新月]精神保健福祉士
[新月]産業カウンセラー
[新月]キャリアカウンセラー
[新月]心理相談員
[新月]カラーセラピスト
[新月]センセーションカラーセラピスト(ティーチャー)


※日時7月15日水曜日 2時から 
  3000円 カフェにてワンオーダーお願いします。




そんな↑スタッフブログを読んだ友達が「この、幸せ者!」って言ってきた。

いいスタッフ、仕事仲間を自ら見つけるなんて友達作るくらい難しい。ひろえちゃんと一緒に働くようになり4年半、かおちゃんとは一年と二ヶ月。責任感もユーモアも、毒も( ̄▽ ̄)持ち合わせた二人。

あのブログを読んで、そこまでとは、思っていなかったんだな、正直。

わたしを通さない柚との関係が、わたしが思う以上にしっかりとあったんだね。

この半年ちょっと、三人で挑んで来たんだと思う。楽しくて厳しい毎日を。決して一人で介護して来たわけではない。背中で感じる二人の眼差しと思いが、わたしにこれっぽっちの「気兼ね」をさせなかった。

「J子さん、こっちはだいじょうぶですからね。」っていつも言われているみたたいだった。


みんなで食べた夕ご飯。柚最後の出勤日の日曜日。三人と一匹のいつもの夕ご飯。

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日曜日の夕暮れの後は毎度胸がきゅ~んとなる。ひろえちゃんと、「日曜日のこの時間は辛いね」って涙ぐんじゃう。
でも、なんつうか、そんなさびしい気持ちをいつまでもとって置きたいって思ったりもする。時間が癒してくれる部分かもしれないけど、なんとなく失くしたくないような。。。あえてさびしくって辛いっていう思いを引きずっていたいっていうか。

「きっとさびしいって思う気持ちが柚とつながっている感じなんですかね。」ってひろえちゃんが言う。
そうだね、きっと。

毎日大笑いして、でも、ほろっと来て。たまにドカンときて。そんな日々を多分楽しく生きている。
きゅんって痛くなるさびしい思いをあえてみんなひっそり抱えた感じで。

「あの二人が居れば大丈夫だよ。大丈夫だからね。」ってそう言われたんだろうな、わたし。

かおちゃんが仕事に慣れ、お店の雰囲気にどっぷりと馴染み、ひろえちゃんと最強のコンビになり、その時期を待って、病気になったのかなぁって私たち3人は思っていたりします。
まさになるべく時期を待って。

全部みてたんだね。わかってたんだね。あんた。

幸せ者の私の待ち受け写真 なう。 (≧∇≦)

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◆参加者募集! パピークラス開講します◆
毎月第三土曜日 10時~ カフェクランペットにて (第一回目7月18日 土曜日)
詳しくはこちらをご覧ください ⇒ パピークラスの募集

 

それからの自分と柚の気配 [柚&わたし]

愛犬を失った悲しみを背負った人はどうやって現在を生きているんだろう。。。。

今年になってそんなことをすごく知りたいって思ってた。近い未来の私がどうしているのか、どんな風に毎日を過ごしているのか、乗り越えることなんてできるんだろうか。経験者の方の話を聞きたかった。

この仕事を始めて10年間、私の旅行は別として、毎日欠かさず柚と一緒に通勤して来た。雨の日も台風の日も。病になった今年に入ってからも毎日一緒に来た。最後の日曜日まで。一日も欠かさず。これはもう奇跡に近いことなんじゃないだろうか。3500日。そんな柚がぱたっといなくなった。そうなってもうすぐ二週間。

結論。元気でいます。おなかもすきます。

でも本当は、いっ時だけおかしくなりました。柚が亡くなった翌日、お葬式のあと、疲れ果て、お風呂に入った途端、一気に悲しみという物体が襲ってきました。悲しみと認識しない得体の知れないもの。

頭の中に黒い雲が押し寄せてきて、呼吸が困難になり、息をしようとベランダに出るも、今度は部屋に入れなくなる。柚を思い出して辛くなったんでもなんでもなく、勝手に体がそうなってしまった。このまま死んでしまうのかと、自分の心と体が別々になってしまった感覚だった。あれは怖かった。本当に怖かった。生まれて始めてあんな風になった。柚のことですることが一つも無くなってしまったことを自覚し、強大な喪失感を一気に味わって頭と心臓をかきむしりたくなるような気持ち。。幸い、助けを求めた友達との電話で常軌を逸することなく、元に戻してもらえた。

次の日から仕事に出た。多くの人たちが柚を喜ばせようとお店に来てくれる毎日。「柚に会いに来たよ〜(^○^)」って。忙しく嬉しい日々。柚が一番喜んでくれてる展開。「柚が大喜びしてる」。そして私自身、お店に出ることでリハビリになっているようだった。黒い雲もあれ以来、来なかった。

亡くなった6月2日の火曜日からの一週間後。その日が来るのがなんていうのかな、その日を迎えるのが最後の難関のような。。。まるで見たくないものを見なきゃいけないような、気が重い感じ。

そして、一週間後の火曜日。「今日かぁ。。。。」

友達が私を外に連れ出してくれた。待ち合わせ場所に向かうため、外に出た。柚なしで出かけるなんてどんだけぶりだろう。地下鉄のホームを歩く。すると、またもや。。あぁ、どうしよう。。息苦しい。めまいがする。地上に出ようか。。。。だめだ、そんなことしたら一生電車に乗れなくなる。。。何とかしなくては。なんとか。。。で、スマホの中の、今日行くお店の画像を夢中で見た。無理やりその画面に自分を釘付けにした。助けて。乗り越えさせて。。。。す~っと楽になった。途中下車することなく、待ち合わせ場所で笑顔で待つ友達に会えた。

食事をし、プラプラ店を回る。柚が亡くなった夕刻が近づいてくるけれど、時計を見れなかった。でも、本当は気になる。行く店行く店で時計を探すけれど、みつけられなかった。このまま知らんぷりして過ごそうかとも思ったけど、、やはり気になる。勇気を出して友達に聞いた。

「今何時??」

彼女の腕時計が指していた時刻は5時20分くらいだった。動物的感かってくらいに、ぴたりその時間だった。一週間前のその時間。そして、そのときと同じように友達が私の傍にいてくれる。同じ寂しさを痛感しながら。

彼女が言う。「寂しさは変わらない。ただ寂しいってことに慣れて行くだけ」

一週間たった。一週間を乗り切った。    私はもう大丈夫。。。だと思う。

次の日、久しぶりにアイメークをした。アイラインして、マスカラして。それまでは涙で大変な顔になっちゃうからと、していなかったこと。もう化粧が落ちて不細工になることはないだろう。。今日からは。って思いで。

柚の気配は感じません。まったく。でもね、柚がいなくなって大きな穴がぽっかり空いたような空虚感がないのです。目で見える柚がいないことは確かだけど、わたしのいる場所の空気感が全然変わらない。それはスタッフの二人も、お客さんにも言われること。一番寂しいであろう夜の帰り道。真っ暗なお店を後にし、自転車をこいで、真っ暗い家に帰る。きっと一人で居ることが一番きついシチュエーションのはず。なのに、そんな帰り道が寂しいとか、泣いたことが一度もないんですね。柚の気配は感じないけれど、寂しく心細くないってことが、それ自体がもう柚の気配なんじゃないかと。私自身の一番弱いところを知っている柚のなせる技。

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心細くならないようにしてくれてる。それがきっと柚の気配。

今は随分と穏やかな気持ちで過ごしているんだなぁと思います。日が経つごとに思うのは、柚が生きていた時の方が辛かったんじゃないかってこと。命の期限を与えられ、それに向かって悪くなる症状を都度、これでもかと認識し、特に最後の2週間は「もうすぐいなくなる柚」という確信に近い思いで一緒に過ごした。一緒にいられることは確かに幸せだった。でも常にあった、「柚を失う恐怖」が。毎日毎日。

今はそれがない。失うという恐怖が。

寂しさという痛みは私だけにあるんじゃない。私のそばに、柚のそばにいてくれたみんなが同じ痛みを持っている。寂しさという悲しみを痛感している。それにプラス私を元気付けるという辛く疲れる思いをさせてしまったのも事実。でもね、あなたたちのおかげで私は生き延び、孤独という不安を感じずに来れたのです。助けられました。最大のピンチを救ってくれてありがとう。

病気になってからの半年間が数年に思える。元気だった柚が遠い昔のことのように感じる。柚と暮らしたことさえも一年以上も前の気がする。時間の感覚がおかしい。幸せだったけど悲しかったことを昔の出来事にしたいのかも。

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長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございます。

しばらく活字を読むのも書くのもしんどい時がありましたが、ここ2日くらいからそれがなくなり。

 


ありがとう [柚&わたし]


愛犬、そして私の最強の相棒である柚。おとといの6月2日、亡くなりました。17歳と1ヶ月でした。

最後までぶれず、信念を曲げず、彼女の意思を貫き通した生き様は、最期の瞬間まで彼女の中で書き上げられたシナリオ通りだったようです。

病になってから半年、体はどんどん弱って行ったけれど、強靭な彼女の精神力があぁいう最期を自ら選んだのだと思います。彼女自身のため、そして私のために。

さすが柚。

一生で最高の犬でした。あんな風に生きられるだろうか、いや、あんな風に死ねるだろうか。

日曜日からの4日間が今では夢の中のことのようで、どっちが現実なのかわからなくなりそうです。

正直、最愛の柚を失った辛さは自分の体半分もぎ取られたような苦しみです。



柚をたくさん可愛がってくれた皆様、遠くから応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

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一つだけお願いがございます。

お花や贈り物など、一切をご遠慮させていただきたいと思います。
どうかよろしくお願いいたします。
ごめんなさい。

その代わり、、、と言ってはなんですが、どうかお店に美味しいものを食べにいらして、楽しい時間をお過ごしいただければと思います。

柚もきっと喜びますので。

私も今日からお店に出て元気に働いております。

「強く生きていってね」と私にメッセージを残した柚のためにもしっかり店をまもらなくては。


皆様の笑顔にお会いできるのを楽しみにしております。わんちゃんも連れてきてくださいね。

柚のことに関しては気持ちが落ち着いたらゆっくりブログにアップしたいと思います。

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cherry pie そしてマイペースな女将さん。 [柚&わたし]

チェリーパイ人気で~す。

king of pie 。。。と思っております。私自身一番好きな季節のデザート。チェリーって火を通すと本当においしくなるフルーツ。そのおいしさを最大限に魅力的にしたお菓子がこのパイ。

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しか~し、残念ながらあとちょっとでいったん休止いたします。

材料がなくなってしまったのと、仕込が追いつかないのとで。。。。

また復旧しますので。しばしお待ちを。。。あ、まだありますよ。数日は大丈夫かと思われます。


看板犬の柚、仕方ないけど、病状は決して上向きにはならず、思ったよりも早いスピードで悪化している感じ。

右半分の顔はみるみる腫れて来ているし、口の中にまで腫瘍が広がっている。

自力で食べることも出来なくなり。。。昨夜は右目の下に水ぶくれのようなものを発見。

と、さら~っと書いてますが、これらのことが一つ一つを確認しては相当落ちます。落ちて持ち直して。。の繰り返し。。。。

ほぼ毎朝4時から5時に起きる。寝ない。眠れない様子。

水を飲まして、ベランダに連れて行って、、、、それを繰り返すと寝入る。。。

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食事と水分はこんな感じでシリンジで与えています。そのときの柚の顔があまりにもかわいい。本当にかわいい。自分でそんな顔を写真で撮る事ができないので、友人に撮ってもらった。

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食事は魚のさばと、そのスープとバナナに柚ご飯。それをバーミックスでペースト状にしてあげている。基本、バナナ味にすれば何でも飲み込んでくれるような。青魚の油は栄養素的に癌に持っていかれないんだとか。

でも、ここのところ、それもいまいち飲み込んでくれないときもあったり。眠いだけなのか、食べたくないのか。

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内臓ではなく、見てわかるところに腫瘍があるがために、痛々しいマイナスの変化を見てしまうことになる。毎日毎日。

それが結構辛い。柚自身は痛いとか、辛いとか、自覚していないといいのだがと、思い込むしかない。

毎日いろんな人たちが柚を撫でてくれ、大好きなお店で寝たきりながら「看板犬かぜ」、いや、「女将かぜ」を吹かしているようでもある。相変わらずの威厳を放って。

やせてきたけれど、筋肉はしっかりある。トイレのときだけは四つ足をふんばる。私はまだやれるとばかりに、声も出さなくなった体からメッセージを発しているかのようだ。柚らしい。

「みんなに優しくしてもらって、J子さんにも怒られないで、おいしいものを噛まずして食べさせてもらって。今のこの生活が柚にとって結構、まんざらでもないんじゃないかなぁ」

ひろえちゃんがそういった。どうも、次々と出てくるマイナス部分に苛まれそうになるけれど、確かにそうかもしれない。やつの性格なら。

腫瘍が大きくなろうが、口の中のできもののせいで食べ辛くなろうが、でも、柚はいつも、その状況のベストを生きているのではないか。。。ある人にも言われた。

柚は私が心配でこっちの世界にとどまっている。。。。それもちょこっとあるかもしれないけれど、ただ自分がこの生活をもうちっと続けたいだけ。自分がそうしたいだけ。深いことも、壮大なことも考えちゃぁいない。楽しく楽できればそれが一番。そんな風に思っているんじゃないか。

「だって、この生活まんざらじゃないも~ん」

うん、柚らしいな。

だったら、好きなだけこっちの世界にいて、もう、しんどいなぁ、うわっ、きつそう。。。って思ったらさっさと逝って下さい。

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吉瀬美智子似の彼女にもらったチャームはセージで休ませて浄化する。(まちがって、除霊するっていっちゃった^^;)

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マイペースこそ柚の生きる道。

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払沢の滝 [柚&わたし]

いつかまた来たいと思っていた場所。

桧原村にある「払沢の滝」(ほっさわのたき)

18年以上ぶりになるかな。当時は東京の国立に住んでいて、このあたりにはよく車を走らせてきたものだ。

20年くらい前、最初に訪れたのも偶然。秋川渓谷あたりを走っていると「あ、滝があるよ。」  案内板を見つけ車を停めた。

静寂に包まれた場所。森の中を歩いてるかのような滝へ続く道。人工的な音はなく、自分たちの足音と、木々の葉がすれ違う音、水が流れる音。このうっそうとした空気に囚われる感覚が一瞬にして気に入ってしまった。

久々に訪れた今回、ウッドチップが敷き詰められ、美しく歩きやすい歩道になっていた。

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柚をどうしても連れてきたかった。

私は突然、どこかに行きたくなる。一度そう思うと、決行しないと気がすまない。今回も、仕事の帰り道、自転車を走らせながら、「あ!!払沢の滝に行きたい!!行く!」。

私にとって思い入れの強い場所。柚がまだこの世に存在しないころ、旦那さんとよく訪れた。いつも楽しかった。

それから17年も来ることが出来なかった。なのになぜかたまらなく来たいと思った。来週じゃダメ。絶対今週じゃないとダメだって。

「きっと呼ばれているんだよ。行ったらわかるよ。」ってある人は言ってくれた。

友達も一緒に同じ道をてくてく歩く。相変わらず人気(ひとけ)がなくって、私たちだけの貸切の場所みたい。

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決してダイナミックな滝ではないけれど、なんて魅力的なんだろ。

ここに何時間でもいられる。いたい。

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流れ落ちる水しぶきの音にも包み込まれるような心地よさ。あぁ、来てよかった。「来させてくれてありがとう」と御礼を言う。

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柚の鼻先に水をかけてあげる。冷たくってちょっとびっくりしたかな。

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精霊が宿っている。。まるでそんなそんなような、何とも幻想的。

ここを離れるのが惜しいとばかり、2時間近くいたのではないか。滝を眺めて、ひんやりした空気の中で。何もしない贅沢。

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今度は秋に来よう。来るからね。

 

おひるごはんは「四季の里」で。舞茸のてんぷら定食に、揚げ出し豆腐を追加で頼んだ。こんなにすごい量の舞茸。一パック分よりある。

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相当おなかいっぱいになりますんで、おなかを十分に空かしてからがよろしいかと。ちなみに営業時間14時半までです。

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柚との今後 [柚&わたし]

柚との最近。

鼻腔内腫瘍の診断をされ、4度の放射線治療を終えたのが2月。そこから3ヶ月ちょっとたちました。

途中脳への浸潤が原因なのか、ある夜痙攣を起こし、体の自由が利かなくなりました。目が見えなくなり、手足も不自由になり、まっすぐ歩けなくなり。それでも、そんな状況の中でも、毎度おいしそうに柚ご飯を食べ、これまでと違ってしまった体にも適応し、柚は毎日穏やかな顔をして生活しています。

ありがたいことに17歳の誕生日も先月迎えた柚ですが、ここのところあまりよくないようです。

鼻の腫瘍が原因か、鼻が詰まって息をするのに苦しそうにし、寝床のシートが鼻で汚れるように。夜も明ける前からくしゃみをしたり、鼻を気にしたりで眠れないでいる様子。なので、病院で酸素を吸う(ネブライザー)の処置を数日に一度受けております。

そして週に一度の鍼治療。免疫力を高め、気の流れをよくし、体がとっても楽になる様子が見ていてわかる。整体も柚のがちがちな首が上がってきて、とっても調子がよくなる。あわせて施術してもらっています。

そんな生活をして入る間にもう5月も半分に。こんな穏やかな日常がずっと続けばいいのにと。。。夢のようなことを望んでしまう。

でも、腫瘍がある方の右目の周りがまた腫れてきたんですね。ここ一週間。病院での診断はやはり、腫瘍が広がっているもしくはその炎症。そして一時は回復した手足がほぼ動かなくなってしまっている。歩くことはもちろん、ブルブルブル!って首を振ると、そのままひっくり返っちゃうくらい手足が安定できなくなっている。

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すべて想定内のことだった。意外でも何でもない。でも、柚は大丈夫なんじゃないかって、根拠のない自信みたいのがあって。

抗がん剤も、放射線ももうなにもできない。残された時間を楽にさせてあげることだけ。

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今日は病院の先生と、この先のことを話することになりました。この先、腫瘍がどんどん大きくなり、目が破裂してしまうかもしれない。そんな予兆が見えるようになったら、決断するのも一つの道だと。。痛み止めを与えながら、柚に苦しんでまで生きながらえてもらいたくはない。だから、私が決断しないといけない。その時を。

安楽死という選択。

これが現実なんだな~。。。ぐったりした柚を抱っこしながらどうしても涙が抑えられない私を、先生が奥の手術室に通してくれ、そこで柚と二人きりで、酸素を吸わせる作業をさせてくれた。きっと待合室で待たせないようにしてくださったんだと思う。

先生がおっしゃるには「一日一日を大切に。」「出来るだけ一緒にいてあげてください。」

私は幸いにも柚と24時間一緒にいられる。そんな仕事をしている。これはとてつもない幸せなことだと思う。柚はこうなることを見越して私にこの仕事をさせたんじゃないかって思うくらいだ。

介護を出来るってことが幸せだと今年に入ってから毎日思う。スタッフひろえちゃんも、かおちゃんもトイレの世話から寝かしつけることまで、嬉しそうに甲斐甲斐しくやってくれている。これ以上ない環境に私も柚もいるのだと実感している。

でもそんな生活もきっと終わりが来るんだな。。。柚が病気になったということを受け入れ、新しい生活になったことに慣れ、そんな生活の中で笑いがいっぱいだった。だから今日泣いたのは本当に久しぶりだった。今こうしていても、泣けてきてしまう。

駒沢の自宅の近くにあるいつもの花屋さんのお姉さんと。

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おうちに来てくれるトリマーのお姉さん。

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み~んなにかわいがられている柚。本当に幸せな星の下に生まれてきたんだね。

スタッフひろえちゃんが描いてくれたゆずとわたし。 

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